現在でも魅力的なアカペラグループRAGFAIRの良さをご紹介 - "スキ”をお裾分けするブログ『ぼくのでんげん的ラジオ。』

33の〇〇、今回はRAGFAIRさんについてお話ししたいと思います！

アーティスト:RAG FAIR
発売日: 2003/01/22
メディア: CD

RAGFAIRは声だけで全てを表現する5人組のアカペラグループです。「力の限りゴーゴゴー」という番組内のコーナー、「ハモネプ」にて人気となり、2001年に「ラブラブなカップルフリフリでチュー」でメジャーデビューをしました。その後2002年には紅白歌合戦にも出場をしています。

4人のボーカルによる息の合ったハーモニーのみならず、ベースやドラム、パーカッションまで人の声で作り上げてしまいます（現在はベースのかのうさんが脱退し、固定のベースはいません）。
2000年台初頭のアカペラブームを牽引したグループであり、山下達郎、サーカス、ゴスペラーズと脈々と受け継がれてきたコーラス・グループの系譜を受け継いだグループであると思っています。

きっかけ

僕がRAGFAIRを知ったのは小学5年生の時のことでした。5年生の時のクラスは担任の先生が音楽好きだったりギターが弾けたりということで、音楽に触れる機会が多かったんです。
何かの授業で自分の好きの曲を皆の前で発表することもありました。

そんなクラスに樋口くんという友達がいたのですが、彼から紹介されたのが「ラブラブなカップルフリフリでチュー」という曲でした。（今となってはどういう流れで教えてもらったのか覚えていないのですが・・・。）

youtu.be

（公式MVがなかったため、カバー版です。すみません。）

ちょうどその時期にハモネプを毎回テレビで見ていて、アカペラってかっこいいなと思っていた僕はすぐに食いつきました（笑）
そうして生まれて初めてCDを買います。
それがオリコン2位にもなった「Sheサイドストーリー」。
そしてオマケとして「RAGFAIR海賊BAN」というCDがついてきていました。
同時にハモネプMASTERBOOKという本も購入した藍田少年はアカペラの世界にのめり込んで行ったのです。

おすすめポイント

ここからはRAGFAIRさんのどこが好きなのかを紹介していきます！

なんでもできるボイスパーカッショニストおっくん

僕がハモネプそしてRAGFAIRを見て一番最初に驚いたのは、ボイスパーカッションの存在でした。
口でドラムの音を出す？なんてかっこいいんだ！と思いハモネプMASTERBOOKを片手にボイスパーカッションを始めることになります。
　ボイスパーカッション担当のおっくん（奥村政佳）は基本のドラムセットの音のみならず、パーカッションやゲーム音など、本当になんでも出せるなというくらい無数のバリエーションの音を口だけで表現できます。

楽曲中の音も相当にリアルで、またとーっても心地よいリズムを作り出しています。
自分もボイスパーカッションを始めてみて気づくのですが、この方の出すリズムにはまだまだ追いつけないな・・・と感じてしまいます。

変幻自在のコーラスワーク

RAGFAIRの魅力はコーラス・ベース陣のコーラスワークにもあります。
誰がリードボーカルをしても魅力的に映る声で、時に爽やかに時に激しく楽曲を彩ってくれます。

RAGFAIRの曲の中に「スターズオンRAGFAIR」という曲があります。
この曲は彼らの楽曲をつなげた10分のメドレー曲になっているのですが、コーラスによって自然な繋がりで曲が進行していき、最後にはメドレーに登場した曲がマッシュアップされ、大団円を迎えるという感動さえ覚えるめちゃくちゃ耳が楽しくなる曲なんです。
しかも「That's RAGFAIR」というライブでは、これを30分間ノンストップでつなげるという贅沢仕様（笑）
動画が貼れないのが残念なのですが、是非興味が湧いた方は調べてみてください。

トークも面白い

もしかしたらご存知の方もいるかもしれませんが、メンバーの土屋礼央さんはかつてオールナイトニッポンをやられていました。
また、現在ではFMNACK5でカメレオンパーティーという番組の、ニッポン放送ではお昼の帯番組、レオなるどのメインパーソナリティーを努めています。
無限とも言える好奇心と、この人には黙っている時間などないのではないかと思わせるほどの口の達者さで人気を集めています。
　また、リーダーの引地洋輔さんは斜め上を遥か超える着眼点を持った方で、こちらも面白いです。
だって、ライブMCでなんでもベスト３を発表する件になった時に彼が発表したのが、

こいつ上手いことやってんな～という野菜ベスト３

ですよ？（笑）
発想が斜めすぎてついていくのに精一杯です。
よーすけさんも福島FMでレギュラー番組を持たれているので気になった方は是非！