"スキ”をお裾分けするブログ 『ぼくのでんげん的ラジオ。』

ラジオに憧れる若造が日頃発見したことや、大好きなもの、スッゲーと思ってることについて綴っていきます。

ZEDDプロデュースの高性能ヘッドホン、Double Zero 001はつい購入したくなるニクいやつでした。

あなたは普段音楽を何で聴いていますか?
イヤホン?ヘッドホン?はたまた有線式?無線式?色々と手段があるかと思います。
また、こだわりのある人ない人がはっきり別れるのもこのオーディオ分野の面白い所で、こだわってみると途端に世界が変わる体験をすることができます。

ということで、今回は世界的に有名な音楽プロデューサー、ZEDD氏が手がけたヘッドホンについてお話したいと思います! 先に言ってしまいますがこのヘッドホン、めちゃくちゃいいです。

Double Zero 001とはなんぞや?

Double Zero 001(ダブルゼロ ゼロワン)は、グラミー賞にも輝き、トップアーティストへの音楽提供やリミックス参加などで知られるトップDJ、ZEDD氏による新ブランド、「Double zero」による記念すべき初作品のヘッドホンです。

このブランドには日本のデザインチームSF inc.も参加し、また可変式ヘッドホンを発売したことでも有名なフィギュアメーカー、グッドスマイルカンパニーが販売を行っています。更にヘッドホンの音響設計は言わずと知れた日本のオーディオメーカー、ONKYOが手がけており、超豪華布陣のもと製作されたヘッドホンが「Double Zero 001」なのです。もうこんなの素晴らしいヘッドホンが出てくるに決まっているじゃないですか!

ちなみにSF inc.にはメチクロさんという有名なデザイナーがおり、先ほどちらっと書いた可変式ヘッドホン「THP-01」のデザインを担当したのも彼なのです。この時に今回のお話も出ていたのでしょうか・・・?そんな想像を膨らませるのも楽しいですね!

色はブラックとホワイトの2色展開。ミニマルなデザインが特徴です。
ヘッドホンのスペックや詳細は以下のリンクに詳しく載っているので、参照してみてください。

www.e-earphone.jp

Double Zero公式HPではヘッドホン製作に際してのストーリーやZEDD氏へのインタビューが掲載されているので是非読んで見てください。
 

Double Zero 001を開封します!

まずはDouble Zero 001を開けてみましょう!001は上にも書いた通り2色展開ですが、今回僕はBLACKを購入しました!


外箱からかなりおしゃれです。表面にはDouble zeroのブランドロゴとZEDDのロゴがあり、裏面にはイヤホンのスペックが載っています。

 

周波数特性は10Hz〜80kHz。ハイレゾ音源の再生にも対応しています。


  外の覆いを一枚剥がすとまたまたブランドロゴが。 ここを開けると・・・?


持ち運び用のケースが姿を現します。 ケースの触り心地もかなりよく、付属品までこだわりの姿勢が見えます。
 

ケースを取ると、説明書が下に隠れていました。
説明書には詳細や注意書きが載っています。この辺はapple製品と同じようなシステムですね。
 

ヘッドホン本体です! 黒を基調としたシンプルなデザインにシルバーのラインがアクセントとして入っています。
(ちなみにホワイトの場合はローズゴールドのラインになります)
イヤーパッドはとても柔らかく、またかなり軽いので装着時の負担は少なそうです。


全体的にマットな仕上がりになっているので、触っていてとっても気持ちいいです(笑)
気がつくと触ってしまう。ヘッドホン本体は折りたたみが可能で、着脱式のケーブルが付属しています。
左右どちらにもさせますし、リケーブルも可能ですね。

 

ヘッドホンの右側だけ赤くなっていて、一目で左右を確認することができます。
デザインの隠れたアクセントになっているなと感じます。

  
  ケーブルはL字型。こんな所にもZEDDロゴが。
全体で見るとそこまでロゴを押し出していない分、細かい所に散りばめられています。
細かい所に出ている感じがなんかグッときます。

 

こちらはヘッドホンに挿す側のプラグになります。



袋の中には6.3mmのケーブルジャックと、ケーブルが入っていました。
袋もこれまたかっこいい。
小物を失くさず持ち運べますね。

Double Zero 001の使用感

フィット感

まず着けてみてのフィット感の良さにびっくりしました。
前編でも書きましたが、イヤーパッドがとても柔らかく、しっかりと耳を包み込んでくれます。
そして眼鏡をしながら着けても全く痛くなく、いつまでも着けていられます。
締め付けも強くないですしね。

高音質のヘッドホンは個人的に重いイメージがあったのですが、この001は全く逆でめちゃめちゃ軽いです(224g)。
軽いしフィット感もいいしイヤーパッドは柔らかいしで、気づいたら丸半日着けていたこともありました(笑)

着けすぎには注意ですね。
フィット感の秘密がこちら。
 

この画像からだと分かりづらいかもしれませんが、ハウジング部分(耳当ての部分)に若干角度がついています。
この角度によって頭にしっかりフィットするようになっているようです。
ビジュアル的にも機能的にも考えられたデザインですね。
 

 音

10Hz〜80kHzまで対応するスペックにより、豊かな解像度が特徴のヘッドホンです。

普段聴いている曲でも「裏でこんな音が鳴っていたのか!」とか「このギターフレーズ聴き取りにくかったけどこんな感じなんだ!」というように面白いように再発見することができます。
低域から中高域までオールラウンドに鳴らしてくれるので、情報量の多い曲にとてもマッチするなと感じました。

アニソンやアイドルソングなんかは相性いいかと思います。
音数の多いビックバンドジャズとかも楽しそうですね。
ZEDDプロデュースということでEDMなんかにも良さそうです。
また、メチクロさんとニッポン放送吉田アナウンサーが登場する動画内で「アコースティックなサウンドにもぴったり」と紹介されていました。

実際聴いてみると、アコースティックギターの音の粒がしっかり聴こえてくるなというのと、音の響きがしっかり残ってくれます。
アコギ弾き語りのシンガーを聴くのがまた一つ楽しみになります。

これは面白いなと思ったのが、WEBラジオやPodcastを聴いた時。
番組によってはレコーダーで録っているものをそのまま出しているような番組もありますが、声の方向で誰がどこに座っているのかがはっきりと分かるんです。
実際にパーソナリティが目の前にいて話を聴いているかのような錯覚に陥るほど。なかなか普通のラジオ番組だと味わえないような感覚でした。

これは本来の使い方でないにしても(笑)、最大限音を楽しむためのデバイスであることは間違いないと思います。
この人は次はどういう仕掛けをしてきてくれるのだろう・・・?など、音楽にワクワク感を添えてくれる素晴らしいヘッドホンです。
 

価格 

こんなにすごいヘッドホンですが、価格は19800円(税別)
もう衝撃ですよ。正直、「あれ支払い途中で帰ってきちゃったんだっけ?」と思ってしまうくらいのお値段です。
コスパがいいなんてもんじゃないです。
4万5万しても全然おかしくないと思います。

(2020年8月10日追記) 僕が買った時は19800円のヘッドホンでしたが、2020年現在、eイヤホンさんでは4500円で販売されています。
何があったというくらいの価格になりました。
お手に取りやすい価格だと思うので、良い音質のヘッドホンを探している方は是非検討してみてください。

まとめ

ワイヤレスイヤホンが流行している昨今ですが、音にこだわるならまだまだ有線という選択肢の方が優勢であると思います。

かっこよくて音がいいこだわりのヘッドホン。
そんなヘッドホンが欲しい方は絶対買いです!