"スキ”をお裾分けするブログ 『ぼくのでんげん的ラジオ。』

ラジオに憧れる若造が日頃発見したことや、大好きなもの、スッゲーと思ってることについて綴っていきます。

ブックカーニバル in kamakura 2017では本好きにはたまらない偶然の出会いがたくさんありました!!

皆さん本は好きですか? ブログを読んでくださる方って活字を読むのに慣れているから、本読む人も多いのかなって勝手に思っているのですがどうなんでしょうか。。。
自分の知らなかった知識が得られる、ビジュアルが楽しい、ファンタジーの世界に旅立てるなどなど本の良いところはいっぱいあると思いますが、そんな本好きにはたまらないイベントに先日行ってきたので、お話ししたいと思います!

ブックカーニバル in kamakura 2017

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僕が参加したのは、鎌倉で開かれた「ブックカーニバルin kamakura 2017」というイベントです。 鎌倉の街の至る所で本と人に触れ合えるこのイベント、本の楽しさを再確認できたことはもちろんのこと、それを紹介してくれる人、そして久しぶりに足を踏み入れた鎌倉の街が魅力的でとっても満喫してしまいました。

2会場での古本市や街の本屋さんと連携したスタンプラリー、朗読会や製本体験など本に関する企画が目白押し! 当日は別の予定もあったので、数時間程しかいられないのですが、1日時間を取ってじっくりまわるのがいいと感じました!

古本市で出会った本たち

 ブックカーニバルでは、色々な人が古本の出店をしています。一般の人から、お店をやっている人、デザイナーさんなどジャンルはさまざま。それぞれの出店者がそれぞれの感性でセレクトした本をゆっくり見て回ることができます。出店者の皆さんとの距離も近いため、色んな話を聞くことができ、いつまでもその場にいたくなる所ばかりでした。
そんな中、偶然出会った本たちをご紹介します。

kamebooksさん

 第1階上の由比ヶ浜公会堂2Fスペースで出店していたkamebooksさん。序盤に立ち寄ったのですが、好みの本がありすぎてここだけで3冊も購入してしまいました。
しぶーいイイ本がいっぱいあるのが特徴でした。

ちなみに、購入するとオリジナルのしおり付。

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FacebookページのURLも書いてありますね!

”せんべろ”探偵が行く

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 お酒は弱いが飲み会と居酒屋の雰囲気が好きな僕にとって、居酒屋紹介みたいな本はついつい見てしまうジャンルです。いい雰囲気のお店が出ているならなおさら。
この本は1000円で酔えるおすすめ店がたくさん紹介されています。表紙の感じと居酒屋感が出ている文章がいいなと思って購入したのですが、この記事を書く際に調べているとこの本に登場する中鳥らもさんは以前大麻所持で逮捕され、それにより発売が延期になったという曰く付きの本らしいです(笑)
そのことを書いた番外編も収録されているということで、心して読んでいきたいと思います。

自分の仕事をつくる

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 手に取った時にkamebooksの店主さんから「これはいい本でしたよ」とおすすめされた1冊。
表紙のデザインが素敵だなと思ったのと、ちょうど働き方について考えていた時期ということもあり、購入。
「社会は働き方から変わる」という西村氏の考えのもと、働き方に注目したインタビューが収録されています。
この本もまだ読めていないのですが、働き方について考えながら読んでいきたいと思います。

シークレットブック

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小説の一文だけが表紙に書かれていて、誰のどんな小説か分からない、シークレットブック。
なんだか心惹かれる一文で、つい買ってしまいました。どこに惹かれたかというとなんとも説明しにくいのですが・・・。
あとで封筒を開いてみると、西加奈子さんの通天閣という小説でした。

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西加奈子さんといえば、「サラバ!」で直木賞を受賞された作家さんです。
ラジオ好きとしても知られていて、何度かラジオに出演された際に「この人面白いな~」と思っていたので、偶然とはいえ今回こうして著作を手にできてなんだか縁を感じてしまいました。

かっぷだぽるくさん

 お次は第2会場Garden&Spaceくるくるにて出店されていたかっぷだぽるくさん(https://capdeporcbcn.wordpress.com/)。
このくるくるという会場がまた良くて、自然に囲まれた庭の中に雰囲気の良いお家が出現するんです。江ノ電沿いという立地もなんだかよい。

ここではコロンビアの作家さんが作ったというスペイン語の絵本を購入。

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正直言うとそこそこ良いお値段したのですが(笑)、なんとも言えない雰囲気に惹かれて購入。
聴覚を失った人がどうやって世界を感じ取るのかを表現している本です。
全部スペイン語で書かれているので、直接意味は分からないのですが、訳のパンフレットをつけてくれています。

《身体中にちらばって》いる《小さな耳》を用いるというユニークな聞き方について扱った本であって《耳の聞こえない人》に向けて作られたわけではありません。

本を買うとかっぷだぽるくさんのポストカードをつけてくださいました。

まんじゃたろんじゃ可愛い!

スタンプラリー

 鎌倉駅周辺のイベント会場・本屋さんにある12の地点にスタンプが設置されています。
イベント会場だけでなくそれぞれ特徴のある本屋さんを訪れるのもなかなか面白かったです。

SONG BOOK CAFEさん

 絵本や雑貨、CDなどを販売しているカフェ、SONGBOOKCAFE。行ったときにはあいにく喫茶販売はお休みでしたが、素敵な本たちに囲まれてメニューを楽しむことができるそうです。
ここではピンバッチと付箋を購入。

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バッジの猫の手書き感がいい味出しています。

ブックスモブロ

 なんだかおしゃれな建物の2階にあるブックスモブロさん。
今回は特別企画ということで、books moblo× 三福文庫の 「めぐるZINE/よりみち旅行社」と題して、全国の「旅」にまつわるフリーペーパーやリトルプレスなどを販売していました。
こちらもまたリトルプレスならではの面白いものが多く、色んなものに目移りしてしまいました。

全部回ると・・・?

 スタンプラリー12箇所のうち6箇所をまわると、特製エコバッグがもらえます。
ピンク・青・緑・紫と4色ある中から選んだのは紫のバッグ。

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以外にもこの日の収穫品が全部入るくらい収納力がありました。
デザインもお気に入りです。

偶然の出会いがたくさんあるイベント

 ブックカーニバルのいいところはここでしか出会えない本があるということと、偶然の出会いがたくさんあるということです。 コロンビアの作家さんが作った本なんて、今までの生活では触れる機会すらなかった訳です。西加奈子さんの本にしても、興味あるな~と思っていてもなかなか購入するところまで至りませんでした。
ブックカーニバルで出会うことによって今までの自分の世界にちょこっと別の色が加わった気がして、それがなんだか楽しいんですよねー。

本を買う時の店主さんの会話も楽しいですし、スタンプラリーで移動中に鎌倉の街並みを見ながら歩くのもとても新鮮でした。
お腹がすいてクレープを買ってみたりもしましたし(笑)
今度はブックカーニバル関係なく、鎌倉の街をフラフラしてみたいと思うくらい鎌倉が好きになりました。

まとめ

普段本を読まない人にも是非行ってみてほしいなと思うイベントでした。
本が苦手なあなたにも合うような本が絶対あると思います!
というか是非一緒に行きましょう!(笑)

今後もこのようなイベントに足を運んで、偶然の出会いを楽しんでみたいと思います。
その時はまた記事にしますね!