"スキ”をお裾分けするブログ 『ぼくのでんげん的ラジオ。』

ラジオに憧れる若造が日頃発見したことや、大好きなもの、スッゲーと思ってることについて綴っていきます。

完全ワイヤレスイヤホンはもう落とさない。Fender SureSeal Tipsのフィット感がもの凄い。

ここ数年で完全ワイヤレスイヤホンが普及して、愛用する方も増えてきましたね。
コードがない便利さは、「一度味わってしまうと戻れない!」という人も多いのではないでしょうか。
ただ、そんな完全ワイヤレスイヤホンにも弱点があります。
それは、落としやすさ
基本的にはカナル型の完全ワイヤレスイヤホンであれば、イヤーピースがあるので、あまり落とすことはないのですが、サイズが合っていないものを使っていたりすると何かの拍子に落としてしまうということがあります。

こんな記事もあったようです。
www.fnn.jp


【リスクと対策】線路からワイヤレスイヤホンが2000個も!?落とさない方法と、万が一の対策!

今回はそんな心配が吹き飛ぶようなイヤーピースを見つけたので、お話していきたいと思います。
購入してしばらく使っていますが、今までにないフィット感にやみつきです。

Fender SureSeal Tipsのフィット感に酔いしれよう。

今回購入したのは、エレキギターで有名なFender社が作ったSureSeal Tips。
イヤーピースというとシリコンのイメージがあるかと思いますが、SureSeal Tipsは透明な柔らかい物質で作られています。

実はこの素材が圧倒的なフィット感を生み出しているのです。
SureSeal Tipsに採用されているのは、医療用の熱可塑性エラストマー(TPE)という素材で、耳に装着すると、体温によってイヤーピースが柔らかくなり、耳の形に馴染んでくれるというもの凄い素材です(意外と色々なものに応用されている素材らしいですね)。

この熱可塑性エラストマーのおかげで、イヤホンを耳に入れて少し経つともう落ちないイヤホンが完成されます。
頭を振っても、歩いても、走っても、ものを食べても、飲んでも、今の所外れたことはありません。
色々なイヤーピースを試しましたが、ここまで外れないものに初めて出会いました。

ちなみに、通常の丸いタイプと、MサイズのみPタイプという先が若干すぼまっているタイプがあります。これは好みによって使い分けてもらいたいですが、個人的にはPタイプが好みでずっと使っています。

初めて見る個性的なケース

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ケースもとても個性的。
今回各1ペアずつ入っているセットを購入したのですが、 一本の棒にそれぞれのサイズが縦に刺してあるというケースになっています。

これはデザイン上の意味もあると思いますが、熱可塑性エラストマーの特性上、この形が一番イヤーピース同士がくっつきにくいという恩恵もあったりするのだと思います。
真ん中の方にあるイヤーピースはどうしても少し出しにくいです。

イヤホンの個性を引き出すイヤーピース

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初めて使ったときに思ったのが、Fender SureSeal Tipsのフィット感はイヤホンの個性を最大限引き出すものだなと思いました。
特に音の低域部分なんかは、イヤホンがズレると途端に聴こえづらくなるなんてことがありますよね。
SureSeal Tipsはとてつもなくイヤホンが安定するので、そういう意味では取りこぼしが少なくなります。
イヤホンにこだわっている人ほど、このイヤーピースはおすすめできると言えるかもしれません。

正直汚れはつきやすい

ここからはデメリットについてもお話していきたいと思います。

素材の特性上しょうがないかなと思いますが、皮脂などの汚れはつきやすいかなと思います。
シリコン製のイヤーピースであればさっと拭うことができるのですが、SureSeal Tipsは粘性があるので、どうしても気になってしまいます。

汚れが気になってしまう人には注意が必要です。

イヤホンのケースにくっついてしまう

完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースに入れる際は、入れて時間が経つとイヤーピース自体がくっついてしまいます。

これは熱可塑性の弊害だと思うのですが、ケースにしまって時間が経つと底に張り付いてしまい、次に出す時に力が必要になってしまいます。
取り出す度にある程度力を入れなければいけないのと、「キュポっ」という高い音を毎回鳴らしながらイヤホンを取り出しています。
道行く数人に振り返られたこともありました(笑)

有線のイヤホンならそこまで問題にならないかもしれませんが、完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースにくっついてしまうことだけ覚悟が必要ですね。

まとめ

特に最近、ハイエンドクラスの完全ワイヤレスイヤホンが出てくるようになったなと感じています。
良いワイヤレスイヤホンを購入して何か物足りないと感じたあなたは、イヤーピースを変えてみるとまた違った世界が聴こえてくるかもしれません。

中でもFender SureSeal Tipsは試す価値アリです。
このフィット感に病みつきになってください。