今日は日常に潜む『こだわり』の話をしたいと思います。
その人にとってのこだわりが出る部分ってとても面白いと思うんです。
人によってはそれが時計だったり、携帯だったり、カメラだったり、靴だったり、服だったり、話し方だってり本当に色々。
『こだわりのもの』はその人の人となりをよく表してくれます。
僕がコンテンツを見る時にグッとくるのはそんなこだわりが見えた瞬間なんですよね。
ということで、今回は『こだわりを持つ人達』が作った小銭入れのお話をしていきたいと思います。
『PRESSo』の兄弟分、最小の小銭入れ『CHIP』
CHIPは株式会社dripと老舗の革小物メーカー「PRAIRIE」の手によって生み出された最小の小銭入れです。
dripでは以前に『PRESSo』というキャッシュレスに最適化された財布を制作・販売していたのですが、
ユーザーの意見でオプションとして小銭入れが欲しいという声があったことから、今回のCHIPの製作に至ったそうです。
PRESSoとCHIPに共通な大きな特徴として、素材に熟成レザーが使われています。
「CHIP」には「PRESSo」で人気を博した国産の「熟成レザー」を同じく採用しています。
「オイルを予め浸透させ一定期間適温で熟成させる」という特殊な工法により使用時から革の味を感じられる素材で、使い込むほどに艶やかに光沢を放ち始める「熟成レザー」。
出典元:https://www.makuake.com/project/chip/
使い込む程にいい感じの風合いが出てきて、PRESSoはだいぶ最初と色が変わってきました。
CHIPも最初からいい色合いでしたが、ここからもっと良くなっていくのかなと思います。
まさに使い込んで育てる財布。
今まで革製品の経年変化を楽しむという感覚はあまりなかったのですが、今ではCHIPもPRESSoもどんなふうに変わっていくのかが楽しみです。
見た目に騙されてはいけない大容量
CHIP自体のサイズは500円玉より少し大きいくらいのサイズですが、マチが広いので思ったよりも多く小銭が入ります。
これは革を内部で折り返す「袋縫い」という製法を採用しており、そのおかげで2枚の革でたくさん入れることが可能になりました。
100円玉であれば10枚、500円玉で8枚収納することができます。
結構入るんですよね。
とある日の僕のCHIPの中身は、500円玉1枚、100円玉2枚、50円玉2枚、10円玉4枚、1円玉3枚の計12枚でした。
これでも多少余裕があるくらい。
1000円分くらい小銭が入れば十分なのかなと思います。
それ以上出てしまった場合は諦めてカバンの小さいポケットに入れたりしています。
小銭がたくさん出がちな人は割り切って使うことも必要なのかもしれません。
ファスナー部分が気持ちいい
届いてからビックリしたポイントとして、ファスナーの部分が持ちやすくスムーズに開けたことです。
こういう小さい財布だと勝手にファスナーが小さくて開けづらいのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなく、個人的には全くストレスなく開けることができました。
財布は日常的に使うものなので、動作にストレスがないっていうのは大事ですよね。
自慢したくなる色合い
出典元:Makuake|小さな財布のパートナー。最小※のミニマル小銭入れ「CHIP」|マクアケ - クラウドファンディング
CHIPには今回5色用意されていました。
PRESSoでも展開されたモカ、ブラック、アメリカーノに加え、クラウドファウンディング限定色であるトープとリモーネが販売されました。
僕は今回モカとトープを購入したのですが、両方とも色みが良くお気に入りです。
こちらがモカ。ブラウンの色みが可愛いですね。
新色のトープ。落ちついた色が好き。
普段ブログで記事にする以外にあまり「これ買ったんだよ」って友達に自慢しないのですが、
CHIPについてはつい「買ったんだよ~」と話してしまいました。
熟成レザーの柔らかさがそうさせるのでしょうか。それともモカの豊かな色合いがそうさせるのでしょうか。
ただひとつ言えるのはとてもとても気に入ったということです。
小銭以外も入れていい
最小の小銭入れというCHIPですが、小銭だけでなく小物入れとしても使えます。
例えばカメラを使う人だったらmicroSDカードを入れたり、薬を入れるピルケースとしてだったり、simピンを入れるケースだったり、人によって色々な使い道で使うことができると思います。
僕はイヤホンのイヤーピースを入れてみたり、GoproHero7のバッテリーを入れたりしています。
色々試しながらやっていますが、今の所GoProのバッテリーをトープに入れることで落ち着いています。
以外にピッタリなんですよね。
この辺はまだ研究中です。
こんなものいいんじゃないっているアイデアがある方は是非教えて下さい。
色によっては硬貨の跡がつきやすい
最後に注意点が一つ。
僕が今回購入したモカで起こる現象なようなのですが、 硬貨の線が浮き上がってしまう『プルアップ』という現象が起きやすいようです。
製造工程からプルアップが発生しているようで、最初からシワや色ムラが出てくるとのこと。
しばらく使ってみての感覚としては、硬貨を多く入れた時にやはり起きやすいです。
ただ、嫌な感じというよりも、より変化を楽しめるポジティブな感じが大きいかなと個人的には思っています。
熟成レザーの経年変化を楽しめる小銭入れなので、その辺の変化も含めて楽しんでいけるといいかなと思います。
まとめ
すでに1ヶ月ほど使っていますが、PRESSoと同じチームが作っているだけあって、相性は抜群。
とても満足しています。
また、PRESSoを使っていない人にも使って欲しい小銭入れだなと思います。
マネークリップを使っている人も今は多いですしね。
持っているだけで結構注目されるので、是非とも買ってみてください。