今の僕を形作っているモノやコンテンツを紹介するシリーズ33の〇〇。
今回はいきものがかりについてお話したいと思います。
いまや国民的音楽グループとなったいきものがかり。
老若男女あらゆる世代に愛される楽曲達は、何かしら聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
放牧(=休止)期間も終了し、再び”集牧“した彼らの何に魅力について、お話していきたいと思います。
3人のいきものとの出逢い
いきものがかりのメジャーデビューは2006年。
『SAKURA』というシングルでデビューしました。
知っている方も多いと思いますが、メンバーは3人とも神奈川県出身。
同郷出身ということで、何かと活躍を耳にする機会は多かったのです。
ちゃんとCDを買って聴いたことはなかったのですが、
思い立って買ったのが、3rdアルバムの『My song Your song』でした。
当時高校生だった藍田が友達と行ったカラオケで、友達のうちの1人が歌っていたのが、
シングルとしてもリリースしていた『気まぐれロマンティック』でした。
PVがファミコン風の画面と色々な衣装を着るメンバーとでとっても可愛かったんです。
今思うとこのPVがなかったらアルバムを買おうとしなかったかもしれないと思うくらい、
インパクトがあったのだと思います。
この記事を書こうと思った時に急激に開いた記憶の扉でした(笑)
『王道を行くこと』の凄さ
これは他の人の受け売りになってしまうのですが、
「ここまで嗜好が細分化した世の中で、あらゆる世代の人が知っていて愛している曲を作り続けているというのは、実はなかなかないことだよね」ということをニッポン放送の吉田アナウンサーが以前ラジオで言っていました。
90年代であれば『誰もが知っている曲』がたくさんありました。
聴き方も嗜好もこれだけ多様化している今、そんな曲はなかなか出なくなってきていますよね。
しかしいきものがかりの曲は幅広い年齢の人が知っている曲が比較的多いと思っています。
NHK連続テレビ『ゲゲゲの女房』にて流れた『ありがとう』や、2014冬季オリンピックのテーマソングとなった『風が吹いている』等、多くの人の心に残る場面で起用されているのが要因ではありますが、それと同時に多くの人の心にしっかりと残ってくれるのが彼らの楽曲です。
歌謡曲にルーツを持ついきものがかりの楽曲たちは、まっすぐに人の心を捉える曲が多いです。
ポップで元気で、それでいて時折切ない表情も見せてくれる。
『王道』ではあるのですが、いきものがかりにしか出せない色が確かにそこにはあるのです。
藍田のおすすめいきものソングはこれ!
これまで色々と話してきましたが、ここから僕がおすすめしたい、いきものがかり楽曲についてお話していきたいと思います。
正直全てを追いかけられているわけではありませんが、どれもお気に入り楽曲なので、良ければ聴いてみてください。
GOLDEN GIRL
GOLDEN GIRLは、TBS系火曜ドラマ『女はそれを許さない』の主題歌でした。 そして2014年の紅白歌合戦にて歌われた曲になります。
アップテンポで元気の出る応援歌になっており、歌詞も元気付けられるような内容になっています。
イントロのストリングスのフレーズがとても印象的なのですが、曲全体を通して全体を包むように鳴っていて大好きです。
夏・コイ
インディーズ時代からある曲で、メジャーアルバムには1stアルバム『桜咲く街物語』で、そしてベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』にて2010versionが収録されています。
この曲の特徴として、水野さん山下さんもボーカルに参加し、3人でボーカルを回しながら曲が進んでいきます。
ゆったりとかつノリのいいレゲエのリズムで、聴いていてとっても楽しくなること間違いなし。
まさに夏にドライブしながら聴きたい一曲です。
message
こちらは3rdアルバム『My song Your song』に収録されている一曲。気まぐれロマンティックのカップリング曲であるそうです。
彼氏がいる中高生の女の子のちょっとのヤキモチの気持ちを歌った一曲なのですが、登場する女の子が終始可愛い。
『受信箱』とか『嬉しくて保護』とか、ガラケー時代に青春を過ごした人達にはめちゃくちゃ刺さるはず。
個人的には曲の最後の歌詞と、その後の一言がめちゃめちゃ好きです。
ハルウタ
『名探偵コナン 11人目のストライカー』の主題歌。
6thアルバム『I』にも収録されています。
PVを見てもらっても分かる通り、バンドサウンドがカッコいい一曲。
サビでの裏で鳴っているギターリフが個人的にはお気に入り。
疾走感のある吉岡さんのボーカルも他の曲ではあまり見られない特徴で必聴です。
白いダイアリー
2012年発売の5thアルバム『NEWTRAL』に収録された、吉岡さん作詞作曲の一曲。
歌謡曲を想わせるムードたっぷりな曲になっています。
日記帳に記していたあなたへの想いと、そのあなたとの決別を描いた曲で、ラスサビの歌詞がまさにその強い意志を示しています。
ラスサビのブレイクがその歌詞にとってもマッチしていていつ聴いても鳥肌が立ってしまいます。
ノスタルジア
こちらもインディーズ時代からある曲で、
ベストアルバムに度々入るファンからの人気も高い一曲。
僕もしばらく知らなかったのですが、インディーズverとメジャー後に収録されたverで歌詞が一部違うようなのです。
その証拠に、2016年に発売された10周年記念メジャーアルバム『超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~』にて『ノスタルジア-Original Lylics ver.-』としてインディーズ時代の歌詞が収録されています。
こちらも切ないお別れの曲なのですが、
Original Lylics verでは、
本当の気持ちは 胸にしまう あなたを嫌いになる前に
というフレーズが登場します。
このまっすぐで直接的な表現がサビの切なさをグッと引き立ててくれます。
ちなみに変更された箇所というのがここで、変わった歌詞と聴き比べしてみるのもまた面白いと思います。
僕は変更後の歌詞も大好きです。
まとめ
誰もが一度は聴いたことがあるのではないかというくらい、国民的グループと呼ぶにふさわしいいきものがかり。
青春時代を共に過ごしたいきものがかりの曲たちは、僕にとっていつでもその時の気持ちに戻してくれる思い出の曲ばかりです。
あなたにもそんな一曲があるのではないでしょうか。
是非あなたの一曲もお聞かせください。