あなたはラジオをどのくらい聴きますか?
「ラジオ番組を聴く習慣なんてない。」そんな方もたくさんいるのかもしれません。
「ラジオはもう終わったメディアだ」と色々なところで耳にします。
古くからあるラジオというメディアですが、テレビが登場しインターネットが登場し、ラジオをよく聴くという人は減ってしまったと言われています。
しかしオワコンだオワコンだと言われ続けながらここまで続いているメディアも他にないのではないでしょうか。
ラジオには未だに人々を熱狂させ輝かせる魔法の力があるのだと思います。
今回はそんな魔法によって生まれたといっても過言ではないオッド・アイというアイドルユニットについてお話ししたいと思います。
鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイトで生まれたグループ、オッド・アイ!
- アーティスト:オッド・アイ
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: CD
文化放送のインターネットラジオ、超A&G+にて毎週月曜~木曜日の0時から放送している番組が鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト。
その放送内で普段prediaという大人アイドルグループで活動している沢口けいこさんがこんなことやってみたい!と何気なく始まったトークがきっかけで進み始めたプロジェクトがオッド・アイというアイドルユニットです。
当初は番組内でただなんとなく言ってるくらいの感じでしたが、次第に曲が生まれ、イベントに出演し、CDが発売され、MVが作られ、ついには番組主催の音楽フェスに出演するまでになりました。
メンバーはパーソナリティの鷲崎健さん(写真右上、以下鷲崎さん)、火曜日アシスタントアイドルグループpredia所属の沢口けいこさん(写真右下、以下けっけさん)、水曜日アシスタントバンド学園祭学園の青木佑磨さん(写真左下、以下ゆーまさん)の3人。
お決まりのポーズは右手の甲に担当カラーの色の目を描き、右目を隠して色違いの目を作るポーズ。
担当カラーは、
ピンク:けっけさん
黄色:鷲崎さん
ブルー:ゆーまさん
となっています。
楽曲がとにかく素晴らしい
アイドルといえば楽曲、そしてライブですよね。
オッド・アイの曲はメンバーの鷲崎さん、青木さんが作っています。
これが名曲揃いなんですよ。
まずはオッド・アイが始まるきっかけになった曲、「ヒトツメの恋」
オッド・アイのテーマソング的に作ったというこの曲。
2番のメロの歌詞をけっけさんが、それ以外の歌詞をゆーまさんが担当しています。
疾走感のあるメロディが特徴的な曲で、グループ名のオッド・アイになぞらえて、黒い目の私と色違いの目の私がする恋の葛藤の曲になっています。
ちょっと臆病な黒い目の私と強気に背中を押してくれる色違いの目の私の対比がとっても面白いなと思います。
そして鷲崎さんが作詞作曲を担当した、「Sweet my soul」
いわゆる名刺代わりの1曲といってもいい「ヒトツメの恋」でしたが、この曲では打って変わってきちんと可愛い面を見せる王道のアイドルソングとなっており、歌詞もMVもとってもとっても可愛く仕上がっています。
歌詞は見てからのお楽しみですが、甘酸っぱい恋の始まりがとにかく可愛く描かれています。
もう悶絶ものです(笑)
こちらの2曲がそれぞれ入っているCDが販売されているので、ぜひぜひチェックしてみてください!
https://7net.omni7.jp/detail/13013712727net.omni7.jp
文化放送&一般流通版のAタイプではヒトツメの恋が、セブンネットショッピング限定版のBタイプではSweet My Soulがそれぞれ表題曲になっています。
両タイプで微妙にカップリングが違いますし、それぞれの表題曲のMVが収録されているので、両方ともおすすめできます!
MVにもそれぞれの楽曲の魅力たっぷりでいいんですよこれが。
中でも特別な曲、『24時からのシンデレラ』
両者に共通して入っているカップリング曲が「24時からのシンデレラ」という曲なのですが、この曲が涙なしには語れない名曲なんです。
作詞作曲はゆーまさん。同じくメンバーのけっけさんを主人公にした曲となっています。
自身の所属するグループprediaでは実は今まであまり目立たない存在であったというけっけさん。
ヨルナイト×ヨルナイトの火曜アシスタントに抜擢されたことをきっかけに彼女自身のポテンシャルが発見され、どんどん輝いていく様を物語にした曲が24時からのシンデレラという訳です。
1人の女の子が登りつめていく様を描いた曲であると同時に、斜陽だ斜陽だと言われているラジオにも、未だに燻っている人を発見する魔法のような力があるんだということが実感できる、ラジオ好きとしても心くすぐられる1曲となっています。
24時からのシンデレラはMVがないので、是非CDを購入して聴いて頂きたいなと思います。
まとめ
先日行われた番組イベント、「ヨナヨナフェス2017」に参加し、生でオッド・アイのパフォーマンスを見てきたのですが、もう圧巻の一言でした。
何気ない一言から始まった番組内のグループなので、この先どうなっていくのかリスナーにも本人たちにも分からないと思いますが、この先活動が続いて、ラジオが巻き起こした一つの奇跡を見続けられたらな・・・と願っています。